新たのインターネットワーム「Santy」がGoogleの検索エンジンを使ってインターネット上で脆弱性のあるコンピュータを検索している問題で、同社は12月21日遅く、これを遮断したことを明らかにした。
米GoogleはSanty.Aが行っている検索を遮断しているとの談話を出した。脆弱性のあるコンピュータをスキャンする機能はネイティブでは備えていないため、Googleの対応によってSanty.Aの拡散は食い止められたとウイルス対策企業は指摘する。
Santy.AはphpBBを実行しているサーバを標的とする。ウイルス対策企業がこのワームを発見したのは21日だが、それよりもかなり前から密かに拡散していた可能性があると、SANS InstituteのInternet Storm Centerのヨハネス・ウルリッヒ氏は解説している。
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