MSとSiemens、企業向けコミュニケーション製品で提携

[ITmedia]

　米Microsoftと独Siemensは1月11日、販売とマーケティングに関するグローバルな提携を発表した。複数年の契約に基づき、エンタープライズ向けにプレゼンス機能を強化した音声／ビデオ／Web会議およびコラボレーション製品の提供に当たる。

　対象となる製品は、MicrosoftのWeb会議サービス「Office Live Meeting」、企業向けのインスタントメッセージング（IM）プラットフォーム「Office Live Communications Server 2005」、コードネーム「Istanbul」と呼ばれている統合型通信クライアント、およびSiemensのプレゼンス対応コラボレーションポータル「HiPath OpenScape」。両社が協力して市場開発と販売に当たる計画。

　さらに、Siemensの「HiPath OpenScape Telephony Control Link（TCL）」をMicrosoft Office Live Communications Server 2005とIstanbulに組み込んで、今年上半期中にリリースする予定。

　この製品では、IstanbulでSiemensのPBX／IP-PBXに接続されたデスクトップ電話を操作して、クリック1つで電話をかけたり、かかってきた電話についての連絡を受けたりできるようになるという。