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SAPと米Intel、RFIDで提携CeBIT 2005

» 2005年03月11日 08時50分 公開
[ITmedia]

 独SAPと米Intelは3月10日、独ハノーバーで開催のCeBITで、RFID技術の普及促進に向けた提携を発表した。

 提携に基づき、新しいRFIDコンセプトとして、企業がRFIDデータを直接バックエンドシステムに組み込めるようにする。このソリューションはIntelプロセッサ搭載のサーバやPC、RFIDリーダーといったバックエンド機器に実装可能。これによってプラグ&プレイ環境が構築され、RFID機器の普及加速を見込む。SAPのNetWeaveプラットフォームを通じてデバイス管理ソリューションを提供するのに必要な技術もIntelから提供する。

 RFID技術の導入に当たっては、経費がかさむことやプロプライエタリと非プロプライエタリ技術の統合の複雑さなどが障壁になっていると指摘。SAPとIntelの新しいアプローチではこうした問題の解消に向け企業を支援、コスト削減、処理高速化、ハードメンテナンス・サポート省力化の一助とするほか、ハードやベンダーに関係なくインテリジェントと非インテリジェントなデータ収集デバイスを組み合わせ、総合的なRFIDソリューションを構築できると説明している。

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