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情報公開度トップは岩手と宮城

» 2005年03月18日 19時29分 公開
[ITmedia]

 全国市民オンブズマン連絡会議は3月18日、都道府県・政令指定都市の情報公開度ランキングを発表した。都道府県総合ランキングの1位は、岩手県と宮城県。

 3位は昨年1位だった鳥取県と長野県。上位には改革派知事の県が入った。

 ワースト1は福岡県で、広島県、島根県が続いた。東京都は、文書閲覧に手数料を徴収するため「失格」となった。

 しかし上位でも、各部局がバランスよく情報を公開している自治体はなかったと指摘。特に非公開が目立ったのは、議会会派の政務調査費情報と県警の捜査報償費情報。議会と警察が自治体の情報公開を妨げる最大の課題だとした。

 政令市の総合トップ3は、札幌市、横浜市、福岡市。ワースト3は、大阪市、北九州市、仙台市だった。

 同ランキングが発表されるのは今年で9回目。評価の基準となる情報公開請求は一部を除き2004年11月に実施された。

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