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Red Hat、teTeXの脆弱性に対処

» 2005年04月05日 08時56分 公開
[ITmedia]

 LinuxディストリビューターのRed Hatは、サービス妨害(DoS)攻撃誘発の恐れがあるteTeXの脆弱性に対処したアップデートをリリースした。

 セキュリティ企業Secuniaのアドバイザリーによれば、この脆弱性の影響を受けるのはRed Hat Enterprise Linux AS 2.1/AS 3/ES 2.1/ES 3/WS 2.1/WS 3、およびItanium版のRed Hat Linux Advanced Server 2.1とAdvanced Workstation 2.1。

 これら製品には複数の脆弱性が存在し、悪用されるとDoS攻撃を誘発したり、システムを制御される恐れがある。Secuniaでは危険度「高」と評価、Red Hatがリリースしたパッチの適用を勧告している。

 このほかLinuxに関連して、グラフィックスソフトImageMagickの脆弱性を修正したアップデートがDebianやMandrakeSoftからリリースされている。

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