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VeriSign、ネットインフラサーバを増強へ

» 2005年04月07日 08時23分 公開
[ITmedia]

 米VeriSignは4月6日、世界18地域で分散管理しているインターネットサーバの強化計画を発表した。世界の主要地域でサーバを追加導入してパフォーマンス、接続速度、安定性の向上を図り、各国でユーザーが増大している現状に対応する。

 VeriSignが2000年以来「.com」「.net」の管理に使っているインフラでは、欧州、アジア、アメリカ地域のネットユーザー増加に対応、現在1日当たり145億以上のクエリーを処理している。

 最近ではブラジル、アルゼンチン、オーストラリア、アフリカ、中東、インド、東欧などでもインターネット利用が拡大。こうした地域でインターネットの安定性と速度の強化を図るため、向こう2年間でインターネットサーバを追加導入する計画。

 VeriSignの推計では、世界のインターネットトラフィックは12〜18カ月で倍増する状況が続いている。世界のネットユーザーは現在約9億人。このうち英語圏のユーザーが占める割合は35%のみだが、コンテンツは65〜75%が英語だという。

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