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昭和電工、HDDプラッタ基板を増産へ

» 2005年04月19日 18時16分 公開
[ITmedia]

 昭和電工は4月19日、HDD用ディスク(プラッタ)基板の生産能力を月産305万枚増強し、2006年3月までに月産1375万枚に引き上げると発表した。ハイブリッドレコーダーや携帯型音楽プレーヤー向けの需要の拡大に対応する。

 昨秋、HDDメーカーの要望を受けて月産870万枚から同1070万枚に拡大したばかりだが、さらに増産要請を受け、約120億円を投じて生産能力の新設と改善を決めた。

 新設ラインは、既に1.89インチ型で量産技術を確立した垂直磁気記録方式に対応するほか、東芝などが年内の投入を計画する0.85インチ型の量産対応も視野に入れる。

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