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日本HPとマイクロソフト、中堅・中小規模事業所市場向け取り組みを強化

» 2005年05月17日 20時16分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードとマイクロソフトは5月17日、中堅・中小規事業所市場向けの取り組み強化の一環として、同市場を主なターゲットとしている販売パートナーを対象に「FLP:販売パートナプログラム」を開始した。

 これは、両社が取り結んでいる戦略的長期提携関係であるFrontline Partnership(FLP)に基づくもので、2004年2月に発足した「FLP:ISVパートナプログラム」に続く中堅・中小規模事業所市場向けの戦略協業。

 前回のプログラムでは、ISVパートナー(独立系ソフトウェア提携企業)との共同技術検証や、マーケティングでの協業を通じて、ハードウェア、OS、ソフトウェア製品をワンストップで提供できる仕組みを整備した。今回のFLP:販売パートナプログラムではそれに加え、販売パートナーを含めた水平協業を確立し、実際に顧客へシステム提案をする販売パートナーへの支援体制強化が狙い。

 本プログラムでは販売パートナーに対して、Webサイト上で各種販促ツールや提案書雛形、構成・見積ツール、事例などのソリューションセールスに有益となる各種情報の公開や、ソリューション製品についての技術・営業トレーニングの共同実施などが盛り込まれている。

 さらに業務ソフトウェアの推奨構成見積ツールの提供や、共同コールセンターの開設、販売パートナーとの共同セミナーの開催といった共同マーケティング活動を展開していく。

 なお、同日より専用Webページが開設されている。

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