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半導体企業のIDT、同業のICSを買収

» 2005年06月17日 08時06分 公開
[ITmedia]

 半導体企業の米Integrated Device Technology(IDT)とIntegrated Circuit Systems(ICS)は6月15日、戦略的合併で合意したと発表した。IDTが現金と株式でICS株式を取得、買収総額は17億ドル相当となる。今年秋をめどに合併完了の見通し。

 IDTは有線、無線、エンタープライズを含む各種通信インフラアプリケーション向けの半導体開発で定評があり、ICSはコンシューマー、PC、DIMM顧客向けに優れたタイミング技術を提供していると、IDT社長兼CEOのグレッグ・ラング氏は発表資料で解説。「両社の合併により、幅広い製品ポートフォリオと強力なリソースを持った企業が形成され、顧客にメリットをもたらすことができると確信している」と述べている。

 両社を合わせた年商は3月までの1年間で約6億4500万ドル、キャッシュフローは8600万ドル。合併後はラング氏が社長兼CEOにとどまり、ICS社長兼CEOのホック・タン氏は会長に就任する。

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