PayPal、小売りサイト向けの新サービス導入

[ITmedia]

　米eBay傘下のオンライン課金サービス会社PayPalは、小売りサイト向けの新サービス「Website Payments Pro」を導入した。

　Website Payments Proを利用した小売りサイトでは、買い物をした利用者がPayPalサイトを訪れなくても直接クレジットカードを使って買い物ができる。PayPalはバックグラウンドで取引を処理し、買い物客はその小売りサイト上ですべての取引を完了。小売りサイト側は最初から最後まで取引をコントロールできると説明している。

　新サービスは月額料金20ドルがかかり、取引当たりの手数料も30セントプラス2.2％〜2.9％と標準サービスよりは割高になる。標準サービスは月額料金無料、取引当たりの手数料は30セントプラス1.9％〜2.9％。