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インドのTataとMicrosoft、中国にITアウトソーシングの合弁設立

» 2005年07月01日 08時05分 公開
[ITmedia]

 インドのITサービス企業Tata Consultancy Services(TCS)と米Microsoftは中国のSino-India Cooperative Office(SICO)と戦略提携を結び、ITアウトソーシングサービスの合弁企業を設立する。Tataが6月30日発表した。

 合弁企業は北京の中関村ソフトウェアパークに設立され、2006年に営業を開始する計画。米国、欧州、アジア太平洋地域を中心とした世界の主要市場向けにITアウトソーシングサービスを提供する。中国のソフト業界の手本となるような合弁企業の設立が目標。

 合弁企業はTCSが過半数を保有し、Microsoftと中国のUniwareなどの各社が戦略投資を行って少数株を保有する。関係者の間で同意書が交わされ、式典にはMicrosoftのスティーブ・バルマーCEOも出席した。

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