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CiscoのVoIPソフトウェアに重大な脆弱性

» 2005年07月14日 15時55分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ対策企業のInternet Security Systems(ISS)は7月13日、CiscoのVoIPソフトウェアに重大な脆弱性を発見し、対策を提供したと発表した。

 ISSのセキュリティ対策チームであるX-Forceによれば、CiscoのVoIPセキュリティ欠陥は、VoIPにおける基本コンポーネントである Cisco CallManagerの一部バージョンに存在するもの。CallManagerは呼び出し信号や呼び出しルーティングなどの動作に関係するソフトコンポーネント。

 この脆弱性を突かれると、CallManagerプロセスでヒープオーバーフローを引き起こし、サービス妨害攻撃により、CallManagerが乗っ取られる危険性がある。さらには、機密情報が漏えいしたり、生産性が低下する可能性もあるという。

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