フィンランドのNokiaが7月21日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高が前年同期から25%増えて80億5900万ユーロ、純利益は7億9900万ユーロ(1株利益0.18ユーロ)の増収増益となった。
事業別の売り上げは携帯電話が20%、マルチメディアは89%、エンタープライズソリューションが7%、ネットワークが6%それぞれ増加した。
携帯端末の販売台数は前年同期より34%増え、市場シェアも推定33%に拡大。しかし業界全体の傾向として、ローエンド製品が主力の新興市場での伸びが大きく、平均販売価格の低下傾向が続いているため、Nokiaでも利益に影響が出た。この傾向は今年いっぱい続くと予想している。
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