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Lenovo、アジア太平洋地域でPC出荷の首位奪還

» 2005年07月23日 07時48分 公開
[ITmedia]

 調査会社IDCの速報値によると、4〜6月期にアジア太平洋地域(日本を除く)で出荷されたPCは950万台となり、前期比7%、前年同期比で17%増加、IDCの当初予想を上回った。

 PC出荷におけるシェアは、IBMのPC事業を買収したLenovoが90.9%の伸びを示してHewlett-Packard(HP)から首位を奪還。シェアは前期の10.9%から19%に拡大した。2位に後退したHPも34.4%の出荷増で健闘、シェアは12.3%となった。3位のDellは47.9%の高い伸びでシェアを9%に拡大。次いでFounderがシェア5.5%、Acerが4.9%となっている。

 中国では値下がりによってコンシューマーの関心が高まるとともに、政府機関や教育機関、通信セクターでデスクトップ需要が堅調だった。韓国では価格競争の結果として出荷台数が予想を上回った。

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