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Oracle、コンテンツ管理ソフトを買収

» 2005年08月05日 08時19分 公開
[IDG Japan]
IDG

 米OracleはContext Mediaから、エンタープライズコンテンツインテグレーションソフトの権利を買い取った。

 Contextのソフトは社内で分散したコンテンツの管理に使われる。買収は7月15日に完了したが、契約条件は公開されていない。Oracleのエンタープライズコンテンツ管理戦略担当上級ディレクター、リッチ・ブーフハイム氏によれば、60日以内をめどに製品ロードマップを公表する予定。

 同氏によればこのソフトは、サーバ上のファイルといった各種のコンテンツを、もっと簡単にワークグループが使っている公開フォルダと結び付けられるようにする目的で利用する可能性がある。

 長期的には、Oracle Fusion Middlewareプロジェクトにどのような形でContextを取り入れるかを検討する意向で、Oracle自体のポートフォリオにこの技術を組み込む可能性もあるという。

 この件とは別にブーフハイム氏は、Oracle Collaboration Suite 10gが「直ちに」出荷される見通しだと語った。

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