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世界のIT投資、2009年までに1兆3000億ドル規模に

» 2005年08月17日 08時41分 公開
[ITmedia]

 調査会社IDCが8月16日発表した予想によれば、世界のIT投資は2005年から2009年にかけ年率5.9%の伸びを示し、2009年末までに1兆3000億ドル規模に達する見通しだ。

 ITベンダーにとっては政府機関、製造、銀行業界で最も大きなチャンスが見込めるほか、医療、通信/メディア業界も高い伸び率が期待できるとIDCは予想。コンシューマーがITサービス、周辺機器、PCに費やす額も2けた台の伸びを示すと見込んでいる。

 通信/メディア業界は復調に伴い、IT投資は2005年の950億ドルから2009年までには1280億ドルに増える見通し。通信企業は3Gなどの先端サービス導入やIPベースのコアインフラへの移行に伴いこの期間を通じてIT投資を続け、金融機関も基幹システム構築や各種の銀行規制などによってIT需要が促進されると予想している。

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