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FIFAかたる賞金詐欺メールに注意呼び掛け

» 2005年09月28日 08時20分 公開
[ITmedia]

 国際サッカー連盟(FIFA)の名をかたった詐欺メールで個人情報を盗もうとする手口が横行しているとして、FIFAが9月27日、注意を呼び掛けた。

 詐欺メールで多いのは、FIFAからの公式メールに見せ掛けて、懸賞に当たったので賞金を入手するため銀行口座情報などを入力するよう持ち掛ける内容。

 こうしたメールはFIFAや2006年のFIFAワールドカップに関連した懸賞だと称しているが、実際にはFIFAとは何の関係もなく、FIFAが公認したものでもないとFIFAは強調している。

 懸賞は南アフリカ、スペイン、英国などの企業が運営しているとされ、FIFAでは各国の当局に通報し、捜査を行って詐欺行為を摘発するよう促しているという。

 一般ユーザーに対しては、懸賞や現金が当たったと称するメールには注意を払い、口座情報などを提供してしまうことのないようにと呼び掛けている。

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