米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは10月5日、欧州連合(EU)のニーリー・クロエス競争政策担当委員と会談し、幅広い問題について話し合う予定だ。
クロエス氏の広報官、ジョナサン・トッド氏が9月29日に明らかにしたところでは、この会談はバルマー氏の要請によるもので、クロエス氏は5日朝の朝食会でバルマー氏と会談する。
この席では競争関連の一般的な話題について話し合う予定だとトッド氏は語ったが、EUが昨年5月にMicrosoftに対して言い渡した独禁法裁定の遵守がこれに含まれるのかどうかは明らかにしなかった。
Microsoftの広報も、会談が開かれることは認めた。
「この会談が開かれること、および、これがMicrosoftと欧州委員会との競争問題をはじめとする幅広い話題に関する定期的な対話の一環であることは確認できる」と、Microsoft広報のトム・ブルックス氏。
バルマー氏は欧州を頻繁に訪れていると同氏は話した。
バルマー氏は4日夕にEU上層部の政治家や当局者を前に講演も行う予定で、欧州委員会競争総局のフィリップ・ロウ総局長も出席する。
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