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ソフマップ中間期、PC市場盛り上がりに欠け赤字に

» 2005年10月20日 20時01分 公開
[ITmedia]

 ソフマップが10月20日発表した2005年8月中間期連結決算は、1億8900万円の最終赤字(前年同期は2億9500万円の赤字)だった。デジタル家電市場が拡大する一方で、コンシューマ向けPC市場は盛り上がりに欠け、価格下落も響いた。

 売上高は507億3300万円(前年同期比4.6%減)、営業利益は1億9400万円(前年同期は2億7300万円の赤字)、経常利益は1000万円(同4億5700万円の赤字)。

 東京・秋葉原で2店をゲーム専門店に改装するなどし、資本・業務提携したビックカメラと中古販売などで協力する準備を進めた。来店客数は前年水準を維持し、ソフトやデジタル家電の取扱高は着実に伸びたが、PC関連商品は厳しい状況が続いた。

 下期は中古事業の強化や店舗のスクラップアンドビルドを進める。通期連結業績予想は、売上高1014億円、経常利益1億円、純損失4億6000万円。

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