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フィオリーナ氏、Cybertrustの取締役に就任へ

» 2005年10月27日 16時36分 公開
[IDG Japan]
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 カーリー・フィオリーナ氏はHewlett-Packard(HP)の社長兼CEOを2月に解任されて以来、目立つような振る舞いをしてこなかったが、テクノロジー業界から引退するつもりはないようだ。セキュリティベンダーのCybertrustは10月27日、フィオリーナ氏を同社の取締役に指名する予定だ。

 フィオリーナ氏はHP取締役会との闘争後、ほとんど発言らしい発言をしてこなかった。5年半にわたるHPトップの座を降りてからは、公的な役職は大幅に減っている。

 Cybertrustはフィオリーナ氏を取締役に選んだ理由として「ビジネスにおける洞察力」「テクノロジーがビジネスと政府にどのような影響を与えるかに関する驚くほど豊富な知識」を挙げている。

 Cybertrustはセキュリティおよびコンプライアンス管理製品およびサービスを提供する未公開企業。

 この新たな役職以外に、フィオリーナ氏は執筆にも取り組んでいる。同氏はPenguin Group USA傘下のPortfolio imprint向けに回想録を執筆中だ。この書籍は2006年後半に出版される予定。

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