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Intel、デュアルコアXeon 7000を出荷

» 2005年11月02日 08時36分 公開
[ITmedia]

 米Intelは11月1日、マルチプロセッササーバ向けのデュアルコアXeon 7000番台(コードネームPaxville MP)の出荷開始を発表した。当初2006年初頭としていた予定を前倒しての出荷となる。

 同日出荷されたのは、最大で動作速度3GHz、667MHzのデュアルシステムバスを備えたモデル。E8500チップセットを搭載した既存のプラットフォームで利用できる。2006年初頭には同チップセットの新バージョンと、800MHzのデュアルシステムバスをサポートしたプロセッサを出荷する予定。

 新プロセッサはDDR2メモリ、PCI Expressを搭載し、Intelの仮想化技術をハードベースでサポートする。Intelでは業界と協力して、BIOSスイッチ経由で2006年初頭にこの機能を有効にする計画。

 搭載サーバはIBM、Dell、Hewlett-Packard(HP)、Fujitsu Siemens、NECなどのメーカー各社から出荷される。

 1000個ロット時の価格は、動作速度3.0GHzの「7040」「7041」が3157ドル。2.66GHzの「7020」は1177ドル、 2.80GHzの「7030」が1980ドルとなっている。

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