NECは11月4日、財団法人電力中央研究所に、ベクター型スーパーコンピュータ「SX-8/8A」の納入を開始したと発表した。最大ベクター性能は3.072TFLOPSと、同コンピューターで国内最大規模。最大655GFLOPSのItaniumブレードサーバと混在型のシステムとした。
SX-8は24台192CPU構成。ブレードサーバ「Express5800/1020Ba」は52台104CPU構成。SX-8は大規模流体解析などに利用し、特に高解像度気候モデルや分子動力学コードを稼働させる予定。ブレードサーバは分散メモリ型スカラー処理用計算機として導入し、分子計算コードを稼働させる。
電力中央研究所は、電気事業の課題解決を目指して研究に取り組む公益法人。
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