米CATV最大手のComcastは12月12日、自社のネットワークで利用する複数ベンダーの機器間の互換性強化を目指す「Open Transport Initiative」(OTI)を発表した。最初の参加ベンダーとしてNortelとCiscoが協力を表明している。
OTIでは光ネットワークとIPネットワークレイヤー間の相互運用性強化を図る。第1フェーズとして一連の共通インタフェースを定義し、Nortel DWDM(dense wavelength division multiplexing)およびCisco IP機器の統合と管理に利用する。こうしたオープンなインタフェースを用いることで、同じインフラ内部でシームレスな相互運用を実現する一助となり、光技術とIP技術の組み合わせが簡素化されると説明している。
3社ではマルチベンダープラットフォーム間の相互運用強化を目指し、この共通インタフェースが業界のオープン標準として採用されるよう、標準化団体を通じて働き掛ける方針。
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