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CSKシステムズの顧客リストがWinnyに流出、私用PCのウイルス感染で

» 2005年12月22日 19時40分 公開
[ITmedia]

 CSKシステムズは12月22日、同社が主催したイベントの案内送付先、286社528名分の名刺情報がインターネット上に流出したことを明らかにした。

 流出したのは、同社が2003年に西日本地区で開催したイベントの案内送付先リスト。法人顧客286社、528名分の氏名と部署/役職名、勤務先住所や電話番号、FAX番号、メールアドレスの情報が、P2Pファイル共有ネットワーク「Winny」上に流出した。

 原因は、同社従業員の個人所有PCがウイルスに感染したため。CSKシステムズでは12月20日に匿名で流出に関する連絡を受け、21日に流出の事実を確認。該当する顧客にお詫びと事情説明を実施するとともに、問い合わせ窓口を設けて対応している。

 CSKシステムズの説明によると、流出したイベント案内送付先リストは、同社に「無断で持ち出し(従業員の私用PCに)蓄積されていた」という。同社は今回の事件を受けて、「個人情報の取扱い指導および管理者教育を徹底するなど、情報管理の一層の強化に全力をあげて取り組む」としている。

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