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地デジのデータ放送とネットを連携 KBS京都で実験

» 2006年01月17日 20時12分 公開
[ITmedia]

 京都放送(KBS京都)と保健同人社、洛和会音羽病院、松下電器産業はこのほど、地上デジタルテレビのデータ放送機能をネットと連携させた健康情報配信サービスの実証実験を始めた。

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 KBS京都のデータ放送トップ画面上に表示した「からだと健康」のボタンを押せば、ネット経由で健康情報にアクセスできる。HTMLで記述した情報を、データ放送規格の「BML」に自動変換する技術を活用した。

 コンテンツは、地域に根ざした健康情報をタイムリーに届ける「京の健康ひと言」(1日3回更新)や、育児の悩みなどに答える「育児Q&A」(同)、旬の食材のレシピを収録する「食と健康」(週1回更新)など。

 KBS京都が放送を担当。保健同人社と洛和会が健康情報の提供を、松下がコンテンツ制作やサービス運用を行い、事業化に向けて検証する。実験は3月31日までで、約150人のモニターに参加してもらう。

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