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新ワーム「VB.bi」が感染拡大

» 2006年01月19日 08時05分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業F-Secureによると、大量メール送信型ワームの「VB.bi」が感染を広げている。電子メールのほかリモートの共有フォルダ経由でも拡散し、感染するとセキュリティ関連ソフトを停止させてしまう機能があるという。

 F-Secureのウイルス統計によれば、VB.biは1月16日に出現し、18日現在、Mytob.xおよびMytob.azに続いて3位に浮上、全体の11.5%を占めている。

 感染メールの件名は「The Best Videoclip Ever」「School girl fantasies gone bad」などさまざま。添付ファイルには「007.pif」「School.pif」といった名称が付いている。感染したシステムから電子メールアドレスを収集して自らのコピーを送りつけるほか、リモートの共有フォルダにもコピーする。

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