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Ajax普及目指すオープンソースプロジェクト発足

» 2006年02月02日 07時38分 公開
[ITmedia]

 米IBMなど大手の主導で2月1日、オープンソースを通じてAjaxの普及促進を目指すプロジェクト「Open Ajax」が発表された。

 AjaxはWebサイトに組み込んで使い勝手を強化できるオープンクライアント技術。例えばWebブラウザを手動で更新しなくてもページの一部を自動更新したり、ブラウザ内部のオブジェクトをドラッグ&ドロップで操作するといったことが可能になる。

 Open AjaxにはIBMのほか、Eclipse Foundation、Google、Mozilla Corporation、Novell、Oracle、Red Hat、Yahoo!、Zimbraなどの各社が参加している。

 Ajaxの普及を目指し、IBMではEclipse FoundationとMozillaにソフトを提供し、Ajaxアプリケーションの開発とデバッグを行ってもらうことを提案。その第一弾となるEclipse Ajaxツールキットフレームワークは複数のAjaxランタイムツールキットをサポートし、追加のツールキットも1時間足らずで組み込むことが可能。

 また、Ajaxアプリケーション開発を手掛けるZimbraは、ApacheとMozillaのパブリックライセンスに基づき、Ajaxランタイムツールキットをコミュニティーに提供する。

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