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プラネックスがJASDAQに改善報告

» 2006年04月11日 21時22分 公開
[ITmedia]

 プラネックスコミュニケーションズは4月11日、JASDAQ証券取引所が要求していた改善報告書を提出したと発表した。同社の会計監査人が退任するとの通知を受けていたのに情報を開示しなかったとして、JASDAQは同社の適時開示体制に問題があると指摘していた。

 プラネックスによると、中央青山監査法人が2月16日付けで、3月24日の定時株主総会終了をもって会計監査人を退任すると同社に通知した。会計監査人の異動は適時開示事項に該当するが、同社は「期末決算業務及び新会計基準、株主総会などの対応に追われていた事もあり」、この情報を開示しなかった。総会終了後の3月28日、担当者が開示事項だと気付き、同日に情報を開示した。

 同社は「開示項目である事を、情報開示担当の役員と担当者が看過していたことが根本原因」などとし社内管理体制を強化するなどして再発防止に努めるとしている。

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