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Apple、J2SEの脆弱性を修正するアップデート公開

» 2006年04月19日 14時49分 公開
[ITmedia]

 Apple Computerは4月18日、Mac OS Xに含まれるJava 2 Platform Standard Edition(J2SE)5.0の脆弱性を修正するアップデートを公開した。

 同社の情報によると、脆弱性が影響するのはMac OS X/Mac OS X Server v10.4.5。これらのOSに含まれるJ2SE 5.0 Release 4に複数の脆弱性が存在し、悪意あるWebサイトなどに用意された信頼できないJavaアプリケーションやJavaアプレットに上位の権限を取得され、システムを侵害される可能性がある。

 Appleでは、問題が修正されたJ2SE バージョン 5.0(1.5.0_06)へのアップデートを用意し、適用を推奨している。

 J2SE 5.0の一連の脆弱性は2006年2月にSunより公表されたもの。Java Web Startやreflection APIの脆弱性を突いて権限昇格が行われる危険性が指摘されていた。

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