日本ビクターが7月25日発表した2006年4〜6月期(第1四半期)連結決算は、最終損益が34億円の損失(前年同期は56億円の損失)だった。赤字幅は縮小したが、産業用機器などが苦戦した。
売上高は1761億円(前年同期比1.1%増)、営業損益は19億円の損失(前年同期は28億円の損失)、経常損益は29億円の損失(同55億円の損失)。
民生用機器部門の国内市場では、HDDムービーが大幅に拡大したものの、DVDレコーダーの機種を絞り込んだため減収に。産業用機器も国内市場でセキュリティ商品などが不振だった。ソフト・メディア部門は記録メディアの価格下落から赤字になった。
通期の連結業績予想は変えず、売上高が8300億円、経常利益が40億円、純利益が20億円と黒字転換する見通し。
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