ハウジングが必要? いやホスティングで対応できます──WebARENA Solo(1/2 ページ)

これまでハウジングが当たり前だったシステムが、徐々に専用サーバ・ホスティングでも対応可能になってきている。複数サーバにロードバランサーを加えた構成を、メニュー内で提供しているNTTPCコミュニケーションズに、最新のホスティング事情を聞いた。

» 2006年11月30日 00時00分 公開
[PR,ITmedia]
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 複数のWebサーバに加え、後ろ側にデータベースサーバを配置。さらに負荷分散装置(ロードバランサー)を利用する──。従来ならハウジングでの運用が当たり前だったこんな複雑な構成も、システム開発を行うことなくホスティングサービスのメニュー内で対応可能になってきている。

 ハウジングから共用ホスティングサービスまで提供するNTTPCコミュニケーションズの専用サーバ・ホスティング「WebARENA Solo」は、ハウジングに近い拡張性と高い信頼性、広帯域のネットワークを兼ね備えたサービスだ。

インフラ部分のリスクを減らしたいユーザーに高評価

NTTPCコミュニケーションズ ネットワーク事業部 データセンタ営業部 営業推進担当 三好博輝氏

ITmedia WebARENA Soloは、どんなお客さまに評価されているのですか?

 弊社のお客さまは、Web構築中心のSIerが多いです。最も求められることは、まずはシステムに対する信頼性、そしてハードウェアやネットワークに関して何か問題が発生した場合の、復旧までのリードタイムなどです。コンテンツ配信をされるお客さまは、極力、Webを見るエンドユーザーに対し、信頼性の高いサービスを提供したい。価格を意識するばかりではなく、その部分でリスクを取りたくない。コンテンツの部分や開発の部分に力を注ぎたいので、インフラの不安はできるだけなくしたい、というニーズが高まっています。

 WebARENA Soloでは既存のお客さまの紹介によりご加入いただいているケースが非常に多く、特にサービスの安定性の部分、サポートの質に関して高い評価をいただいています。安定性の面でいえば、ハウジングサービスのSuite2では、サービス全体で年間の稼働率99.996%を実現していますが、Soloに関しても、サービス全体で年間の稼働率はそれに近い数字が出ています。

 安定したインフラ環境を提供した上で、サーバ管理運用をされるお客さまの稼動をいかに削減するか、という部分で、監視系サービスの充実を図っています。ポートの監視だけではなく、サーバリソースのモニタリングサービスなど、ハウジングサービスで提供しているサービスと同等のサービスを提供しています。

ITmedia 数字に表れないサポートも重要な点ですね。

 契約した後にどういった運用を行うのか、具体的なイメージをお客さまが把握できることが非常に重要です。ホスティングのサポートは、WebARENA Soloのようにroot権限をお客さまにお渡しするサービスになると、お客さまが考えられているサービスを実現できる環境にあるかどうかを図るために、個々のアプリケーションなどについて踏み込んだ質問が増えてきます。定型で答えられる質問は2割から3割で、ほとんどが個別の内容です。弊社では、他ホスティングサービスの長年の運用実績から来たノウハウを、開発部門、サポート部門が共有しており、これらの問い合わせに的確にお答えできるサポート体制を敷いています。

50Gbpsのバックボーンに、共用100Mbpsで接続

ITmedia ネットワークのバックボーンはどうなのでしょう?

 1995年と、国内ではかなり早期から提供を開始した「InfoSphere」というプロバイダを運営していることもあり、ネットワーク環境については期待されて加入するお客さまが多いです。現在、バックボーンは50Gbpsとなっています。大手のISPにOEM供給もしており、ほとんどの大手ISPと直接ピアリングしています。そのため、多くのエンドユーザーがストレスなく閲覧できる環境を提供することができます。

 また帯域を考える上でもう1つ重要なのは、そのバックボーンにどの程度の帯域幅でお客さまの環境がつながっているかということです。WebARENA Soloでは複数のお客さまで100Mbpsの回線を共有する環境を提供しています。それぞれのお客さまはストレスなく数Mbps、突発的なトラフィックで10Mbps以上のトラフィックを出されるお客さまでも、問題なく利用いただけます。

 トラフィックの出方と、ファイルサイズにもよりますが、月間100万ページビュー程度のアクセスがあるお客さまもいらっしゃいます。

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制作:ITmedia ニュース編集部/掲載内容有効期限:2006年12月14日