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MS、「Office Live Meeting」新版発表

» 2007年06月06日 09時42分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは6月5日、Web会議サービスの新バージョン「Microsoft Office Live Meeting 2007」を発表した。

 この新版はユーザーインタフェースが刷新され、ライブビデオやVoIP、リッチメディアをサポートする。またトレーニング・イベント機能が強化され、発表者は資料配布や公開講座、高度なテストと評価ができる。ローカルで会議をHi-Fiビデオで録画できる機能も加わった。

 電話やVoIPによる通信、Flash、ビデオ、オーディオファイルの埋め込み、Microsoft RoundTableを使った360度パノラマビデオをサポートする。Microsoft Forefront技術を使った新しいウイルススキャン機能も備える。

 Microsoft Office Live Meeting 2007は2007年秋に提供開始される予定。Web会議サービスを自前で運用したい企業向けには、「Microsoft Office Communications Server 2007」(現在は公開β段階)でWeb会議機能が提供されるという。

 またMicrosoftはこの日、中小企業向けマーケティング企業Website Prosと協力して、オンラインサービス「Microsoft Office Live」の顧客に、Webサイトデザイン・検索エンジンマーケティングサービスを提供することも発表した。

 Website Prosパッケージは、プロのデザインによる5ページのMicrosoft Office Liveサイト、MSNやGoogleなどの検索エンジンへのサイトサブミッション、コンサルティングなどを含む。利用料金は月額79.95ドル。

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