富士通子会社の富士通関西システムズ(大阪市)が、複数の企業との間で商品の売買を帳簿上だけで繰り返す循環取引に関わっていたことが分かった。富士通の黒川博昭社長は6月8日、「事実を究明し、再発防止を徹底する」などと謝罪した。
5月末に経営破たんした「NAJ」(大阪市、旧ネットアリーナジャパン)の取引先として、子会社の従業員が循環取引に関与していたことが内部調査で判明。具体的な金額や時期、経緯などの調査を進めており、「全ぼうが分かったところで必ず公にする」(黒川社長)としている。
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