Microsoftは6月11日、Outlook 2003または2007からWindows Live Hotmailのアカウントにアクセスできる「Microsoft Office Outlook Connector」のβ版をリリースしたと発表した。β版は無料でダウンロードできる。
これまで有料サービスの加入者だけが使えていた機能の一部を全Windows Live Hotamil利用者に開放するもので、このツールを使えばWindows Live Hotmailのメールメッセージやアドレス帳を、Outlookから利用することができる。ただし、予定表、タスク、メモの同期機能については、今後も有料のMSN Premium、Office Live Essentials、Office Live Premiumユーザー限定での提供となる。
Outlook Connectorのβ版は、HotmailのようなWebサービスとの同期のためのプロトコルとして、新たに「DeltaSync」を採用している。以前のバージョンでは、DAVでメールを同期していた。
Outlook Connectorをインストールすると、Outlook Connector Toolbarが表示され、メールサーバの状況が分かる。サーバ状況には、Hotmailアカウントの残り容量、同期の最中でエラーが生じたかどうかの情報などが表示される。
複数のHotmailアカウント、Live Custom Domain、Office Liveアカウントを、Outlookプロフィールで一括管理することが可能になる。
またWindows Vistaユーザーなら、Outlook 2007に同期したLive Hotmailのメールを、スタートメニューから検索することができる。
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