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» 2007年07月11日 17時15分 UPDATE

新「Vostro」ブランドで「中小企業に強いデル」をPR

デルが中小企業に特化したPC新ブランド「Vostro」を投入した。スペック面ではコンシューマー向けと大差ないが、サポート体制を充実させたのが特徴。広告戦略も転換して「中小企業に強いデル」のイメージをPRしていく。

[岡田有花,ITmedia]
画像 Vostroはラテン語で「あなたのため」という意味

 デルは7月11日、中小企業をターゲットにした新PCブランド「Vostro」(ボストロ)を発表し、ノート3機種とデスクトップ2機種を投入した。オフィスに合うようブラックボディを採用した新機種は、スペック面では個人向けブランド「Inspiron」と大きな差はないが、サポート体制を充実させ、ITの専任担当者がいない企業でも安心して導入してもらえるとアピール。新ブランドで中小企業に注力する姿勢を明確に打ち出していく。

 同社は6月末に個人向けPCを「Inspiron」に一本化するなど、PCブランドをターゲット別に再編成してきた(関連記事参照)。Vostroブランドの投入もその一環。VostroはInspironと同等のスペックながら、同社の大企業向けブランド「OptiPlex」「Latitude」並みのサポートも選べる、という位置づけだ。

 「デルが中小企業に注力している、というメッセージを届けたい。当社も創立時は中小企業だった」と、同社ホーム・スモールビジネスマーケティング本部の中島耕一郎本部長は言う。国内企業の売上高のうち、資本金1億円以下の企業の売上高は47%(2005年の財務省統計より)と半分近く。Vostroブランドでこの市場にアピールする。

 Vostroの各機種は、試用版ソフトを搭載しないなど企業に不要な機能を廃しつつ、専任のIT担当者がいない中小企業でも安心して使ってもらえるよう、サポートを充実させる。標準で24時間・365日の電話サポートが付くほか、オプションで大企業向けと同等のサポートも選べる。販売は専任の営業部隊が担当し、機種選定や導入、サポートまでトータルケアできるとしている。

画像 専用ロゴ

 広告戦略も転換し、従来のようにスペックと価格を強調するのではなく「中小企業の成長を支えたい」というメッセージやサポート体制をアピール。「We believe in small buisiness」というメッセージ入りの専用ロゴも新たに作った。


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 新機種は、ノートがAMDプロセッサ搭載の廉価版「Vostro1000」(15.4インチモデル、6万5100円〜)、Intelプロセッサ搭載の「同1400」(14.1インチモデル、73500円〜)、「同1500」(15.4インチモデル、8万6100円〜)の3機種。デスクトップがIntelプロセッサ搭載の「Vostro 200」で、ミニタワー型「MT」が5万6700円〜、スモールタワー型「ST」が5万8800円〜。それぞれBTOに対応する。

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ブランド戦略 | Vostro | Dell


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