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AMD、マルチコアでのアプリ性能最適化仕様を発表

» 2007年08月15日 08時48分 公開
[ITmedia]

 米AMDは8月14日、マルチコアプロセッシングのメリットをより有効に活用できるメカニズムを提供することで、ソフトウェアアプリケーションの性能を向上させる新仕様「Light-Weight Profiling」(LWP)を発表した。LWP仕様は、同社がこのほど発表したイニシアチブ「Hardware Extensions for Software Parallelism」をサポートする初の技術。同イニシアチブはソフトウェアの並列処理能力を向上させる一連の機能をAMDプロセッサに盛り込み、ソフトウェアの性能を向上させることを目的としている。LWPはSun MicrosystemsのJava仮想マシンやMicrosoftの.NET Frameworkなどのランタイム環境にメリットを提供するCPUメカニズムだという。

 LWPは、メモリ構成やコードレイアウトなどのテクニックを用いて、同時実行しているタスクのパフォーマンスをどのように最適化するかを、オーバーヘッドを最小限に抑えつつ、リアルタイムで決定できるよう設計されている。こうした機能は、複数のスレッドを同時に実行するJavaや.NETなどのランタイム環境には特に有効だ。

 LWPの仕様の詳細をまとめたドキュメント(PDF)はこちらで入手できる。

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