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ビクター、今期最終赤字は325億円に

» 2007年10月29日 20時57分 公開
[ITmedia]

 日本ビクターは10月29日、2008年3月期の連結業績予想を修正し、純損益が325億円の赤字になる見通しだと発表した。早期退職に予定を上回る応募があり構造改革費用が増加したほか、繰延税金資産の取り崩しもあり、前回予想から赤字が153億円拡大した。

日本ビクターの株価チャート日本ビクターの株価チャート(1年:縦軸の単位は円)

 他は据え置き、売上高は7400億円、営業利益は8100億円、経常利益は600億円。

 勤続10年以上の社員を対象とした早期退職には、1150人の募集に対し1399人の応募があった。費用は約110億円と見込んでいたが、136億円に増額する。

 同日発表した9月中間期の連結決算は、売上高が3301億円(前年同期比11.1%減)、営業赤字が53億円、経常赤字が105億円、最終赤字が420億円だった。民生機器部門は国内・海外とも前年同期を下回った。

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