富士フイルムホールディングスが10月30日発表した2007年9月中間期の連結決算(米国会計基準)は、営業利益が前年同期から約2.1倍の1086億円と過去最高になった。各事業の販売拡大に加え、前期までに集中的に実施してきた構造改革効果が出た。
売上高は1兆4080億円(4.1%増)、税引き前利益は1147億円(102.7%増)、純利益は646億円(171.6%増)。
デジタル医療画像関連製品やFPD材料などの販売が拡大したほか、カラーデジタル複合機も堅調。デジタルカメラも販売台数を伸ばし、円安効果もあって売上高も過去最高を更新した。
通期の業績予想は営業益、税引き前利益を上方修正する。売上高は2兆8500億円、営業利益と税引き前利益は各2100億円(前回予想比100億円増)、純利益は1200億円。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR