総務省はこのほど、NGNの次の世代のネットワーク技術を産官学共同で研究開発する「新世代ネットワーク推進フォーラム」を設立した。既存技術の延長に捉われず、新しい設計思想・技術に基づいて開発し、2015年ごろの実用化を目指す。
総務省は今年1月から、新世代ネットワークのコンセプトや技術課題などについて話し合う「ネットワークアーキテクチャに関する調査研究会」を開催。新世代ネットワークの研究開発を産官学で行うフォーラムの必要性を提言していた。
同フォーラムは研究開発や実証実験のほか、新世代ネットワークが社会や経済に与える影響などについて検討したり、米国やヨーロッパなどとの連携を進めていく。
会長は東京大学の斉藤忠夫名誉教授が務め、通信事業者や通信機器メーカー、学識経験者などが参加する。
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