NGNでHD画質の動画配信 「eyeVio」「ワッチミー！」で実証実験
» 2007年11月12日 17時09分 公開
[ITmedia]
フジテレビラボLLCとソニーは11月9日、NTTコミュニケーションズのNGN回線を使ったハイビジョン映像配信サービスの実証実験を始めると発表した。両社の動画共有サービスを活用し、HD画質の映像を約500世帯のモニター向けに配信する。
フジテレビラボの動画共有サービス「ワッチミー！TV」ではニュースやバラエティー番組を、ソニーの動画共有サービス「eyeVio」ではユーザー参加型番組を、HD画質で配信する。
3社は実験を「HD動画を投稿・共有できる次世代サービスに向けたプロトタイプ」と位置づけ、「違法な動画や不適切な動画が掲載されている共有サービスも少なくない中、コンテンツを生み出す創造性の尊重や、各種権利への考え方が近い3社で協力することは、あるべき動画共有サービスを考える良いきっかけになる」としている。
関連記事
「ソニー製品の良いところ引き出す」――動画共有「eyeVio」の狙い
iTunesとの組み合わせで魅力が高まるiPodのように、ソニー製ハードの「良いところ」を引き出すサービスを――ソニーが後発ながら今あえて動画共有サイトを開設した背景には、そんな狙いがあるという。- ソニーの動画共有「eyeVio」が「DVD並み」画質に
ソニーの動画共有サイト「eyeVio」が、DVD並みに高画質化。ネット対応のテレビで視聴した際も、通常のテレビ放送と違和感なく視聴できるようとしている。 - 「ワッチミー！TV」はフジテレビ版「YouTube」か
個人が投稿した動画をフラッシュ形式で公開する「ワッチミー！TV」を、フジテレビが7月中旬に始める。狙いは何か、YouTubeのように著作権侵害コンテンツの温床にならないのか。フジテレビに聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR
ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。