オープンソースによるWebインテグレーション事業などを行うワイズノットが、民事再生手続きを東京地裁に申し立て、受理された。同社が12月14日に発表した。負債は約9億3000万円。
同社は2000年設立。05年ころから事業の多角化を目指して技術者派遣事業を始めたが、人材獲得コストや研修費が増加。事業所の急増や、オープンソース市場での競争に対応するための設備投資などで費用がかさみ、収益によって吸収できなくなった、という。
今後は「事業を継続しつつ早期にスポンサーを選定し、1日も早い再建を実現する」としている。債権者への説明会は19日に行う。
オープンソースソリューション事業を分社化したワイズノットソリューションテクノロジーズは、民事再生手続きとは関係なく、従来通り事業を継続する。
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