米Microsoftは1月10日、米国議会図書館とそのWebサイトに技術提供する合意を結んだと発表した。
ワシントンD.C.にある議会図書館のトーマス・ジェファーソン館にインタラクティブキオスクを設置。グーテンベルクの聖書をはじめとする蔵書に関する情報を来館者に提供する。また春に公開予定の同図書館のインタラクティブなWebサイト「myloc.gov」にも協力する。キオスクは、Windows VistaおよびMicrosoft Silverlightをベースにしたインタラクティブなものになるという。
「Passport to Knowledge」機能により、来館者は自分のオンラインアカウントに関心のある領域を「ブックマーク」し、後でmyloc.govからの情報を得ることができる。また館内やオンラインでなぞなぞの答えを探すなど、ゲーム感覚で学習できるツール「Knowledge Quest」も準備されている。
トーマス・ジェファーソン館では12月13日から開催中の「Exploring the Early Americas」展で、新技術を試験的に公開している。
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