イベント・展示会業界で、オンラインイベントと仮想展示会が、販促・リードジェネレーション媒体として台頭していることに疑いの余地はほとんどない。iCongoのアーウィン・クレイマーCEOによると、技術進歩により物理的な障壁が解消されて製品・サービス宣伝の効率性が高まり、取引先とのコラボレーションが可能になっている。
企業にとっては多くの場合、確立されたライブイベントを補完するものとして、こうした技術を活用するのが最善だ。オンラインイベントは、従来型の展示会に取って代わるものでなく、物理的なイベントの活性化や拡大、あるいは多くの場合、特定の話題やテーマに関する独立した仮想イベントとして利用できる。毎年恒例の展示会で多数の来場者がある企業が展示を補うものとしてこうした技術に目を向ければ、世界の遠く離れた国々から幹部や関係者が仮想ブースに登場し、円卓会議を開いたり、メンバーコミュニティーをさらに活性化することができるかもしれない、
一歩戻って考えよう。オンラインイベント、仮想イベントとは何なのか。オンラインイベントは、リッチメディアを使ってユーザーに素晴らしい体験をさせるライブのエキスポ、展示会、カンファレンスのことだ。オンラインイベントでは、3Dグラフィックス、音声、映像、コミュニケーションツール、プラットフォームのリッチメディア機能を活用し、実際のイベントに参加しているかのような感覚を再現する。
来場者は実際のプレゼンテーションに参加したり、ブースを訪れて製品やサービスについて調べたり、企業の担当者と話したり仲間同士で交流したりできる。来場者、出展者、スポンサー、プレゼンターはイベントの複数の会場を通じ、テキスト、音声、ビデオ、音声技術を使った相互交流が可能だ。
仮想イベントは、出展者が顧客や会員とのコミュニケーションを継続し、コンテンツと情報をやり取りできる時間を延長し、優れた人材を効率的に採用し、貴重な売り上げを伸ばすチャンスを強化できるというメリットがある。出展者はまったく新しい文脈の中で、従来型の現実世界でのイベントを妨げていた障壁にとらわれることなく自社を紹介できる。
オンラインのイベントや展示会を主催する可能性や現実性を探っている企業のために、最大の投資効果を上げるためのノウハウを以下に挙げる。
仮想展示会とオンラインイベントは、新しいチャンスを最大限に活用することに焦点を当てた広範なブランド・コンテンツ事業の一環として組み込まれるものだ。この新しい枠組みのイベントは、展示会を強力な販促、リードジェネレーション、コミュニティー形成ツールに変えてくれる。飛びつく前に市場のさまざまな技術を検討する上で、上記のノウハウが助けになることを願う。
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