――発売してみて、人気のあったキャラクターはどれでしたか?
アンケート結果ではダントツで長尾くん(長尾信一郎:口数が少なく、感情表現もあまりないが、たまにみせる笑顔がチャーミングなメガネ美少年)ですね。やはりメガネだからでしょうか。キング(格闘大会「B-1」の去年の覇者。メインの5人を攻略すると、攻略できるようになる)の攻略ができると広まってからは、徐々にキング人気が高まっています。
――わたしもあのドSキャラのキングが一番好きですね。それはさておき、客層はいかがですか。
年代は15歳から主婦層まで幅広いですが、20代女性が多いですね。少ないですが男性もいるようです。
――男性がプレイすることについてどう思いますか。
はい、うれしいですね。でももっと男性にも遊んでもらいたいです。そうですね……恋愛ドリルとして。
――DS恋愛トレーニング。
そうそう(笑)。セリフも女の子がキュンとなるようなセリフ満載ですので、勉強にもなるかと思います。イベント時のセリフなんて、本当に使えますよ。
――男性向け版の開発は考えていないんですか?
私自身が萌えませんから考えていないです。誰かほかの人が作るなら「(C)岡」でヘブン顔を使ってもらってもいいかも(笑)。
――バンダイナムコゲームスじゃなくて、岡さんの許可が必要なんですか。
――全体的に1人ずつのシナリオが短いように感じますが、その意図を教えてください。
まず、学園生活自体が半年という長さなので、イベントを詰め込んだ形になっている分、短めになっているということがあります。それともう1点は、長くて攻略できずにプレイを投げ出されるよりは、短くしてすべてのキャラクターと恋愛を楽しんでもらいたいと考えました。
――確かにあの長さなら本命以外の他のキャラも攻略する気になりますね。そういえば、学生生活のパートと格闘大会のパートでは、雰囲気がずいぶん違いますよね。かなり意識して作ったのでは?
はい。実は、アニメーションをお願いしたゆめ太カンパニーさんにも、2つのパートはまったく別のものとして作っていただきました。学園パートは「ザ・乙女」、格闘パートは「少年格闘系」とお願いしまして。オープニング画面が、前半が「あいのり」みたいなのに後半が格闘アニメっぽくなってるのはそういうことで。
――今後の展開はどのようなものを考えていますか。
4月15日から携帯電話向けサイト「恋のラウンド・放課後編」で、先生サイドのお話の配信を始めました。アドベンチャーゲームですが、「キング」の由来や、保険医の滝川先生と担任の島津先生の昔の姿が見られるかも!? です。
あとは、全キャラクターの「ヘブンFlash待受」もあります。4月24日にはWebラジオもスタートします!! ニュースは私が書いているブログ(http://blog.bngi-channel.jp/duellove/)で随時配信していますので、マメに見にきてくださると嬉しいです。
――それでは最後に一言。
「あなたをヘブンへ連れていきます」――あ、なんかホイチョイっぽいですよね(笑)。じつはサブタイトルやメインタイトルを付けるときにホイチョイ作品も参考にしました。
(※)ホイチョイ・プロダクションズ:(「私をスキーに連れてって」などを制作した制作者集団)
――少年マンガや少女マンガだけでなくホイチョイまで意識しているとは。第2弾の発売に期待してます。
あはは、これが売れればすぐにでも(笑)。
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