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eBayの第3四半期は増収、Skypeなどオークション以外の事業が成長

» 2008年10月16日 13時29分 公開
[ITmedia]

 オンラインオークションの米eBayは10月15日、第3四半期(7〜9月)決算を発表した。

 売上高は前年同期比12%増の21億1800万ドル、純利益は4億9200万ドル(1株当たり38セント)だった。前年同期は、Skypeの評価損により9億3600万ドルの赤字だった。

 売上高の大半はオークションなどのマーケットプレイス事業によるものだが、決済サービスPayPal、IP電話Skypeなどほかの事業の売上高が好調に伸びているという。マーケットプレイス事業の売上高は前年同期比4%増の13億8000万ドル。PayPal事業の売上高は5億9700万ドルで、27%増えた。Skype事業は売上高1億4300万ドルと、46%増えたという。第3四半期にSkypeユーザーは3200万人増え、同四半期末時点での世界ユーザー数は3億7000万人を超えた。

 eBayは今後の見通しについて、第4四半期は「売上高20億2000万〜21億7000万ドル、1株利益25〜27セント」、2008年通期は「売上高85億2500万〜86億7500万ドル、1株利益1.32〜1.34ドル」と予測している。第4四半期には、先週発表した10%の人員削減に関連するリストラ費用7000万〜8000万ドルを計上するとしている。

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