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Microsoft、「Web Sandbox」のLive Labsを縮小閉鎖ではなく縮小

» 2009年04月10日 14時34分 公開
[ITmedia]

 Microsoftは4月9日、インターネット関連技術の研究部門「Live Labs」の規模を縮小したことを公式ブログで認めた。ネット上やTwitterで複数のメディアやブロガーが「閉鎖された」と伝えたことを受けての発表だ。

 Live Labsは2006年にインターネット関連製品の研究開発を目的として開設された研究部門。これまで複数写真から3次元モデルを生成するオンラインサービス「Photosynth」、Photosynthで公開されている画像にiPhoneからアクセスするためのソフト「Seadragon」、Webコンテンツセキュリティ技術「Web Sandbox」などをリリースしてきた。

 人数は明らかにされていないが、ソーシャルコンテンツアグリゲータ「Social Streams」開発チームがMSNに異動したほか、Windows Mobile、Live Search、Microsoft Advertisingなどに複数の開発者が移ったという。

 Live Labsは残ったメンバーで開発を続け、今後も開発者向けツールの新版、Seadragonの新しい利用方法などを発表していくとしている。

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