世田谷の歴史を感じる芦花公園の近くに、何ともぜいたくな敷地面積と設計意図を持つ邸宅マンションが誕生する。今日まで奇跡的に残されてきた地に生まれるというのは本当なのか。現地を歩いてみた。
物件の案内にあった「既存樹の2本の桜を抱く中庭」「空地率約63%…ぜいたくな空間作り」が気になって、どんな邸宅マンションなのか確かめようと現地を訪れた。駅を降りて緑を感じながら歩くこと10分ほど。そこには本当に“贅沢”なほどの敷地が広がっていた。
目指す「プラウド蘆花公園」の最寄り駅は、京王本線の芦花公園駅と千歳烏山駅の2駅となる。それぞれ駅からは徒歩8分と11分に位置している。と言っても、千歳烏山駅と芦花公園駅は直線で560メートルしか離れていないため、ホームの端からお互いの駅が見える近さなのだ。どちらの駅からもプラウド蘆花公園へは平らな道が続き、歩き疲れることはなかった。
距離的には芦花公園駅からの方が近いのだが、千歳烏山駅は快速、通勤快速、急行の停車駅なので、こちらを利用すると新宿まで直通15分、渋谷まで13分、大手町まで26分と利便性が良い。
1つ、気になっていたのは物件名や駅名(駅名は芦花公園)にもなっている「蘆花公園(ろかこうえん)」という地名だ。調べてみると、文豪として明治期から大正にかけて活躍した徳富蘆花の旧宅があった地域を都立公園として整備し、世田谷の歴史を今に残す場所として一般に公開されているという。
木々がうっそうと生い茂る芦花公園まで、地図で確かめると現地からは360メートルほどの距離だった(正式には「蘆花恒春園」という。周辺の広場などを含めて「芦花公園」と呼ばれている)。
千歳烏山駅から商店街を抜け、街並みを散策しながら現地へ向かう。静かな住宅街には歴史を感じる大木や、今流行の市民農園として解放している農地もあって、野菜作りに精を出す家族連れを目にした。そして、程なく現地へ。そこには建設中のプラウド蘆花公園と共に、2本の桜が鎮座していた。
ところで、2本の桜をこの目で確かめたかった訳は……。実は物件案内に「2本の桜が領地を守るように立つ、空高き空間。奇跡的に残されていた土地との運命的な出会いが、邸宅創造の原点となった」と書かれていたからだ。なぜかこの言葉にロマンを感じてしまった。
今時のマンション建設では、いくら月日を重ねてその地に根付いて成長した樹木でも、計画の中で伐採を余儀なくされるケースは多い。しかし、今回はこの2本の桜を中心に、建物が取り囲む形で中庭を形成する、空地率約63%という何ともぜいたくな設計だというではないか。
樹齢50年ほどはたっているだろうか。以前、この場所は大手企業のグラウンドだったということで、地元でも有名な桜の大木だと聞いた。お花見シーズンには、満開の桜の花を存分に楽しめると想像できるスケールだ。マンション完成後にはライトアップされるというから、さぞ見応えがあるだろう。
現地周辺は道路整備も行われ、何といっても高低さがほとんどない地域だから歩きやすい。高さ20メートルはあるだろうか、歴史を感じる何本もの大きな樹木があるお屋敷や、しゃれた邸宅も点在する貴重なエリアなのかもしれない。
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