米Adobe Systemsは12月15日、同社2009年度第4四半期(9〜11月)の決算を発表した。赤字転落となった。
売上高は前年同期から17%減少して7億5730万ドル、GAAPベースの純損失は3200万ドルだった。前年同期は2億4590万ドルの黒字だった。など同四半期の業績には、9月に買収を発表したOmnitureの業績も含まれる。
同社CEOのシャンタヌ・ナラヤン氏は、「第4四半期には製品への需要が改善した」とし、「景気が回復すれば、過去1年間の投資と来年投入する新製品が成長をけん引するだろう」と述べている。
また2009年度通期の業績は、売上高が前年比18%減の29億4600万ドル、GAAPベースの純利益は同56%減の3億8650万ドルだった。
Adobeは2010年度第1四半期(12〜2月)について、売上高目標を「8億〜8億5000万ドル」としている。
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