ニュースシー・シェパード船衝突、YouTubeで92万再生 各国ユーザー本音で論争シー・シェパードの捕鯨抗議船と、日本の調査捕鯨団の監視船の南極海での衝突事故の映像がネット上で公開され、世界のネットユーザー間で議論が白熱している。2010年01月21日 09時00分 更新
鯨殺反対、でもテロはダメ/南極海は豪州領ではない!/sea chickenに改名したら環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体「シー・シェパード(SS)」の捕鯨抗議船「アディ・ギル」号と、日本の調査捕鯨団の監視船「第2昭南丸」の南極海での衝突事故の映像がネット上で公開され、世界のネットユーザー間で議論が白熱している。SSの行為に対する批判が多数を占める一方、調査捕鯨に批判的な各国政府とは異なる見解を示す“本音トーク”や、それぞれのお国柄を反映したコメントもみられ、アクセスが殺到している。 動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」には事故があった6日以降、日本鯨類研究所が撮影した現場の映像やニュース映像が続々と投稿された。再生回数は多いもので92万回(20日現在)を超え、9500件以上のコメントが寄せられている。 お国柄反映事故について、映像から「衝突直前、アディ・ギル号が第2昭南丸に向かって加速した」との見方が大勢。「映像が如実に示している。SSはテロリストだ」(独)、「鯨殺には反対だが、あの行動には賛同できない」(フィンランド)などSS擁護派が多い国からも否定的な声が相次いだ。当事者である日本のユーザーからは「人間よりクジラの命が大事なのか」など皮肉たっぷりのコメントもあった。 捕鯨自体については「中国人は猫、韓国人は犬、日本人はクジラ、そしておれはハンバーガーを食う。これが食習慣だ」(米)と食文化として理解する声が多い。 しかし、調査捕鯨の是非をめぐる議論は続いている。「日本は商業目的であることを認めてほしい」(米)、「われわれの海でクジラを殺すのは日本の文化ではないはずだ」(豪)との感情的な声に対し、日本側は「調査だ」「南極海は豪州領ではない」と反論している。 日本は格好の標的調査捕鯨は現在、日本のほかアイスランドが実施。ノルウェーはミンククジラの商業捕鯨を行っている。にもかかわらず、SSによる日本船への攻撃が最近、目立っていることをとらえ、ある豪州ユーザーは「SSは、自らが人種差別主義者であることを証明したいのだろうか。他国も積極的に捕鯨をやっている。ただ、日本は礼儀正しく、戦わずにひくからターゲットになりやすいのだ」と冷静に分析している。 反捕鯨国の英国から「名前をsea chicken(海の臆病(おくびょう)者)に変えたらどうだ?」とコメントも。 これらの反応についてSSに電子メールで取材を申し込んだが、19日までに回答はなかった。 関連記事
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