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法人向け「ATOK CE for Windows」 入力語の収集機能も

» 2010年02月18日 15時43分 公開
[ITmedia]

 ジャストシステムは2月17日、法人向け日本語入力システム「ATOK CE for Windows」を3月12日に発売すると発表した。運用管理の手間を軽減しながら、企業内で統一した日本語入力環境を構築できる。1ライセンス9450円。

 入力情報の一括管理が可能で、ATOKを使って入力された言葉を管理者が収集できる機能を搭載。収集した言葉から変換辞書に登録すべき言葉や、表記揺れしている言葉の抽出ができる。特定のグループやアプリケーションからのみの抽出も可能。

 電子カルテなど他社製システムと連携でき、連携したシステムを使う際には利用端末を問わずに学習履歴やユーザー辞書、環境設定を再現できる。特定フォルダにExcelファイルを置いておけば、Excelファイル内のデータを入力の際に直接参照する「ATOKダイレクト for Excel」も搭載。Excelファイル内のデータを更新することで、部門やグループごとに最新の情報を共有できる。

 打鍵数や確定文字数の推移、利用されている機能や文書量をグラフ化して表示する機能も備え、投資対効果を可視化できるとしている。

 独自の変換辞書を作成できる「ATOK Buisiness Solution 用管理データベース3」、同製品で作ったATOK変換辞書を一括配信できる「ATOK Buisiness Solution 辞書配信システム5」も、それぞれ5月21日と3月21日に発売する。価格は、管理データベースが63万円で、配信システムが10万5000円。

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